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令和6年7月7日(日)和歌山市木枕にある足守(あしがみ)神社に車いすを押すボランティアに行ってきました。
足守神社は、丘の上に在るので、坂道を登るのが辛い方には車椅子で参拝をしていただきます。
当日のボランティア活動の内容は、車椅子を押して参拝のお手伝いをすることです。
当日の朝は、真夏の太陽が容赦なしにギラついていましたが、次第に曇り空へと変化。
蒸し蒸しとする気温ではありましたが、日差しに焦がされるよりはずいぶんとマシです。
8時集合だったため、早めに家を出て指定された場所へ駐車。
事前に「法被を取りに来て」と言われていたので、田んぼのオタマジャクシを見ながら歩を進めます。
初めての参拝だったため経路は知りませんでしたが、地元の消防団や氏子さんが辻々に立ち案内してくれました。
道中は、舗装道ですが細く落ちると大ケガをしそうな場所もありました。
(落差1.5m程?、数メートルの間)
また、参拝者用の駐車場から境内に入るまでは緩やかな坂道となっており、特に境内に入る直前は急さが増します。
この坂道を車いすを押して5~6回上り下りをしました。
この坂道を車いすを押して5~6階境内に入り、挨拶を済ませ、法被を受け取り説明を受けます。
境内は、前日に準備したというテントが張ってあり、また、参拝者の受付に氏子さんたちが順次万端のご様子。
足守観音寺では、「御夢想灸(ごむそうきゅう)」と呼ばれるお灸をすえてくれるようです。
地元の人に聞くと、お灸をするのは資格を持った鍼灸師に来てもらっているそうです。
撮影は控えましたが、階段を上ると願掛けの足形や草鞋を多く目にします。
足の病気を治したい方だけではなく、足を使うスポーツ選手も多く訪れているとのことでした。
和歌山市出身の野球選手だった小久保裕紀さんのスパイクも飾られていました。
待機場所では、私を含め6人のボランティアが待機。
待機中は、以前の賑わいの話を地元の人から教えてもらいながら、参拝者からの声掛けを待ちます。
やはり、コロナ前とでは参拝者の数も全然違うと仰っていました。
昔は(何年前かは不明)、朝の3時、4時ごろから参拝者が訪れたようです。
観光バスで駆けつけての参拝や山東駅から歩かれる方、また、「参道では出店が並びにぎやかだった」と聞きました。
今回のボランティアでは、自身の健康・健脚に感謝することはもちろん。
ご本人とご家族を含めた、参拝される方のお気持ちを痛切に感じる時間となりました。
また、氏子さんたちの献身により、神社と由来する行事が守られている様子もうかがえます。
車いすを押すボランティア活動は昼までなので、弁当を食べて終了です。
「来年も来てよ」との声を頂き、お役に立てたようでうれしく感じます。